スクールライフアドバイザーの中野です。
学校が再開されました。毎日の暮らしが少しずつ戻ってくることが嬉しくもありますが、今後、また感染のピークが来るかもしれないと思うと、少し気が重くなることもあります。
そんな時、私は・・・
「時間は進んでいくしかなく、未来の不透明さに対しても、過去に起きた起きなければよかったことも、どちらに対してもこの時間の中では私は無力だ」と感じています。
では、私にできることは何か?と考えたときに「今・ここ」にしっかりと立ち、ここまでの過去も、ここからの未来も受け入れて存在することだと思っています。そうすることで無理に未来は明るいと思う必要もなく、漠然と未来に対して怖じ気づくこともなくなるのではないでしょうか。

写真:日本海の夕暮れです。
昨日、松山市内で新たな新型コロナウィルス感染が発表されましたが、現時点では、県立学校の分散登校は継続して実施する予定なのでお知らせします。
スクールライフアドバイザーの中野です。
『群盲象を評す。』
インドのお話です。目の見えない人が、何人かで象ってどんな動物?と思って一人一人が手で触って確かめました。
ある人は・・・ とても大きな柱のような動物
ある人は・・・ 長―い管のような動物
ある人は・・・ 岩のような大きな動物
ある人は・・・ 大きなうちわのような動物
全ての情報は間違っていないけれども正しい象ではありません。
今、皆さんの手先にある情報もきっとそんな感じになっていませんか?目の前にある情報に驚かず、惑わされず、自分だけで判断せず行動できたらいいですね。

写真:はすの花です。つぼみです。
花が開くときに「ポン」とい
う音がするとかしないとか。
スクールライフアドバイザーの中野です。
“1000の褒め言葉より一つの悪口”の方が心に残る。という言葉を聞きました。今は“1000の安心より一つの不安が心に残る”という感じになっています。
一方、人が感じる不安があるからこそ、私たち人類がこの地球上に生存し得たという説もあります。「不安」から人は何を学び、どう行動するかをしっかり考え、地に足をつけて新しい一歩を踏み出しましょう。

写真:学校から東を見て校庭の向こう側の山の稜線です。スマホはこれが限界か?