今日の講義は、【「松山野球拳おどり」第60回を迎えるにあたって】という講義題でした。
地域ビジネス科の生徒の中には、幼いころからダンスチームで参加している生徒もいるようです。
お祭りというイメージがあった松山野球拳おどりですが、講義を聞いてみると深い苦渋の歴史がありました。
本校の運動会では、四国民謡が3年生の浴衣姿で披露されます。これらの踊りは有名ですね。
「松山まつり」=「松山野球拳おどり」は、イベントとしての性質が大きいと聞きました。テレビ番組で野球拳のじゃんけんで脱衣するイメージが付いたものを、元の姿に戻したい本気度を感じる講義でした。
実習でお世話になっている「大和屋本店」の奥村社長さんが説明してくださいました。
松山野球拳の家元さんの紹介もあり、知らないことが多かったです。
お祭りの名前の変遷も、イメージをとり戻そうとしていることが分かりました。
受講者からの質問を受けて実際に踊っていただけました!!じゃんけんを最後に出しますよとのこと。
生徒からは、じゃんけんを踊りの節目で必ずダンスでもいれるようにしたらどうだろう。観客に向けてジャンケンを出してみたら観客と一体化するイベントになるんじゃないか。踊り手も観客とじゃんけんで目があったら張り切れるよね。 などの声も出ました。
「ジャンケンを出して勝ったら幸せが増える」「ジャンケン出して負けたら努力する道が開ける」
「ジャンケン出してあいこが出たらよい出会いがある」など、踊りの決まりを作ってみたらいいのに
と担当の先生も興奮気味でした。
全国各地で毎日どこかでしている「ジャンケン」に、松山野球拳おどりのこのような意味や思いが入ったら愛媛県や松山市のイメージが毎日想起されるよね。
熱い気持ちになれた講義でした。