「こわい」
スクールライフアドバイザーの中野です。
分散登校が始まり2週間がたちました。クラス全員で顔を合わす機会はまだ来週からですが、少しずつ体調、気持ちを学校生活にフィットできるようになるといいですね。
心の中に「こわい」という感情があります。「こわい」 何に対してなのか。「こわい」はたくさんあります。一人一人「こわい」の対象は違っています。私は「こわい」映画はこわいので、絶対見ません。でも中には、こわいからこわい映画を見る、という人がいます。 「こわい」の対象が違っているのと同時に、「こわい」の受け取り方もちがっています。
人と自分が一緒と思い込まないことって必要かもしれません。

写真:松商の屋上庭園
スクールライフアドバイザーの中野です。
日本人はよく「気力・根性で乗り切る」と言いますね。
睡眠は取れていますか?体調は全ての基本です。
十分に眠れた後の朝はスッキリと目覚めて、心も軽くなっていませんか?私は、よっぽどの事情がない限り、気力が体力を上まわることはないと思っています。2、3日なら気力で乗り切っても、その後の体力への負担はとても重くなります。体調不良は気持ちへの影響も大きくなり、怒りっぽくなったり、感情のコントロールが難しくなったりします。逆に、気力が出ないな、感情のアップダウンが激しいなと感じた時は、体調不良を疑いゆっくり休む時間をとってください。

写真:ねこの語源は「寝る」「子」=「寝子」からきているともいいます。
スクールライフアドバイザーの中野です。
「がんばってるね」
「がんばってね」と声をかけると「こんなにがんばってるのに、まだがんばれって言うのか」という言葉を聞きます。
みんな、力を出し切ってがんばっています。
最近の新型コロナウィルス関連の報道やインタビューの中で、いろいろな方が「皆さんのご協力のおかげで・・・」や「皆さんの努力のおかげで・・・」の一言をよく使われます。
私からも、皆さんに「がんばってるね」とお伝えします。

写真:5月はバラの季節
スクールライフアドバイザーの中野です。
「カウンセリングの場面から」私は人の相談を受けます。
お話に来られた方に「どうしましたか」と話しかけると、いろいろなお話をしてくれます。ほとんどの方は、自分自身の事ではなくまわりの事から話されます。「こうなんですよ。」「こうしてほしいのです。」「こうなってくれたらいいのに」というお話をお聴きしています。自分はどうしたいのでしょう。でもゆっくりと時間をかけてお話をお聴きしていると少しずつ話の真ん中に「自分自身」が出てきます。人生の主人公は「自分自身」であること、「自分自身」で人生を作っていくことに、気付いてほしいと思っています。
5月21日(木)、28日(木)は教育相談室に在室しています。気軽に顔を見せてください。
写真:白黒のねこ。こちらをじっと見つめていますね。
のらねこです。