松商日記

教育相談室日記

2020年5月22日 13時42分

スクールライフアドバイザーの中野です。

 “空”を見ることはありますか?

 青空を見上げたり夜空を見上げたり、空はあります。くもが一面に有り、昼の青空をかくしたり、夜の星空をかくしたりしていますが、空の存在は感じる事ができます。でも、本当は「そら=空=から」で存在しないものも空です。私達は“空”を見上げている時、宇宙を見ているのだと思います。

 

 写真:空  学校の上空を飛ぶ“鳥”

 

 

教育相談日記

2020年5月21日 17時02分

 「こわい」

 スクールライフアドバイザーの中野です。

 分散登校が始まり2週間がたちました。クラス全員で顔を合わす機会はまだ来週からですが、少しずつ体調、気持ちを学校生活にフィットできるようになるといいですね。 

 心の中に「こわい」という感情があります。「こわい」 何に対してなのか。「こわい」はたくさんあります。一人一人「こわい」の対象は違っています。私は「こわい」映画はこわいので、絶対見ません。でも中には、こわいからこわい映画を見る、という人がいます。 「こわい」の対象が違っているのと同時に、「こわい」の受け取り方もちがっています。

 人と自分が一緒と思い込まないことって必要かもしれません。

         写真:松商の屋上庭園

   

 

教育相談室日記

2020年5月20日 14時50分

スクールライフアドバイザーの中野です。

 日本人はよく「気力・根性で乗り切る」と言いますね。

 睡眠は取れていますか?体調は全ての基本です。

 十分に眠れた後の朝はスッキリと目覚めて、心も軽くなっていませんか?私は、よっぽどの事情がない限り、気力が体力を上まわることはないと思っています。2、3日なら気力で乗り切っても、その後の体力への負担はとても重くなります。体調不良は気持ちへの影響も大きくなり、怒りっぽくなったり、感情のコントロールが難しくなったりします。逆に、気力が出ないな、感情のアップダウンが激しいなと感じた時は、体調不良を疑いゆっくり休む時間をとってください。

 

写真:ねこの語源は「寝る」「子」=「寝子」からきているともいいます。

 

教育相談室日記

2020年5月19日 16時33分

スクールライフアドバイザーの中野です。

「がんばってるね」

「がんばってね」と声をかけると「こんなにがんばってるのに、まだがんばれって言うのか」という言葉を聞きます。

みんな、力を出し切ってがんばっています。

最近の新型コロナウィルス関連の報道やインタビューの中で、いろいろな方が「皆さんのご協力のおかげで・・・」や「皆さんの努力のおかげで・・・」の一言をよく使われます。

私からも、皆さんに「がんばってるね」とお伝えします。

写真:5月はバラの季節

 

 

 

 

 

 

教育相談室日記

2020年5月18日 16時01分

 スクールライフアドバイザーの中野です。

 「カウンセリングの場面から」私は人の相談を受けます。

 お話に来られた方に「どうしましたか」と話しかけると、いろいろなお話をしてくれます。ほとんどの方は、自分自身の事ではなくまわりの事から話されます。「こうなんですよ。」「こうしてほしいのです。」「こうなってくれたらいいのに」というお話をお聴きしています。自分はどうしたいのでしょう。でもゆっくりと時間をかけてお話をお聴きしていると少しずつ話の真ん中に「自分自身」が出てきます。人生の主人公は「自分自身」であること、「自分自身」で人生を作っていくことに、気付いてほしいと思っています。

 5月21日(木)、28日(木)は教育相談室に在室しています。気軽に顔を見せてください。

 

写真:白黒のねこ。こちらをじっと見つめていますね。

   のらねこです。

教育相談室日記

2020年5月15日 15時11分

 スクールライフアドバイザーの中野です。

 「読書をしますか?」

 本を読むことで得られることは色々とありますね。

 知識を得る楽しさ、わくわくしたり、意外なことにびっくりしたり(『ざんねんな生き物』のヒットの理由ですね)、色々な物の見方を教えてくれたりします。

 自分の一生では体験しえない人たちの人生が、物語として語られていることで、何度も色々な人生を体験することができます。

 なにより、本の中へ入り込むことは静かな時を過ごし、リフレッシュできる貴重な時間になると思います。

 

 

写真:赤い傘の風景。

 「静けさ」を感じてもらえるとうれしいです。

 

 

教育相談室日記

2020年5月14日 16時46分

 スクールライフアドバイザーの中野です。

 学校が再開されました。毎日の暮らしが少しずつ戻ってくることが嬉しくもありますが、今後、また感染のピークが来るかもしれないと思うと、少し気が重くなることもあります。

 そんな時、私は・・・

 「時間は進んでいくしかなく、未来の不透明さに対しても、過去に起きた起きなければよかったことも、どちらに対してもこの時間の中では私は無力だ」と感じています。

 では、私にできることは何か?と考えたときに「今・ここ」にしっかりと立ち、ここまでの過去も、ここからの未来も受け入れて存在することだと思っています。そうすることで無理に未来は明るいと思う必要もなく、漠然と未来に対して怖じ気づくこともなくなるのではないでしょうか。

 

写真:日本海の夕暮れです。

 

今後の分散登校について

2020年5月14日 08時24分

昨日、松山市内で新たな新型コロナウィルス感染が発表されましたが、現時点では、県立学校の分散登校は継続して実施する予定なのでお知らせします。

教育相談室日記

2020年5月13日 14時35分

 スクールライフアドバイザーの中野です。

 『群盲象を評す。』

 インドのお話です。目の見えない人が、何人かで象ってどんな動物?と思って一人一人が手で触って確かめました。

 ある人は・・・ とても大きな柱のような動物

 ある人は・・・ 長―い管のような動物

 ある人は・・・ 岩のような大きな動物

 ある人は・・・ 大きなうちわのような動物

 全ての情報は間違っていないけれども正しい象ではありません。

 今、皆さんの手先にある情報もきっとそんな感じになっていませんか?目の前にある情報に驚かず、惑わされず、自分だけで判断せず行動できたらいいですね。

 

写真:はすの花です。つぼみです。

   花が開くときに「ポン」とい

   う音がするとかしないとか。