スクールライフアドバイザーの中野です。
「カウンセリングの場面から」私は人の相談を受けます。
お話に来られた方に「どうしましたか」と話しかけると、いろいろなお話をしてくれます。ほとんどの方は、自分自身の事ではなくまわりの事から話されます。「こうなんですよ。」「こうしてほしいのです。」「こうなってくれたらいいのに」というお話をお聴きしています。自分はどうしたいのでしょう。でもゆっくりと時間をかけてお話をお聴きしていると少しずつ話の真ん中に「自分自身」が出てきます。人生の主人公は「自分自身」であること、「自分自身」で人生を作っていくことに、気付いてほしいと思っています。
5月21日(木)、28日(木)は教育相談室に在室しています。気軽に顔を見せてください。
写真:白黒のねこ。こちらをじっと見つめていますね。
のらねこです。
スクールライフアドバイザーの中野です。
「読書をしますか?」
本を読むことで得られることは色々とありますね。
知識を得る楽しさ、わくわくしたり、意外なことにびっくりしたり(『ざんねんな生き物』のヒットの理由ですね)、色々な物の見方を教えてくれたりします。
自分の一生では体験しえない人たちの人生が、物語として語られていることで、何度も色々な人生を体験することができます。
なにより、本の中へ入り込むことは静かな時を過ごし、リフレッシュできる貴重な時間になると思います。
写真:赤い傘の風景。
「静けさ」を感じてもらえるとうれしいです。
スクールライフアドバイザーの中野です。
学校が再開されました。毎日の暮らしが少しずつ戻ってくることが嬉しくもありますが、今後、また感染のピークが来るかもしれないと思うと、少し気が重くなることもあります。
そんな時、私は・・・
「時間は進んでいくしかなく、未来の不透明さに対しても、過去に起きた起きなければよかったことも、どちらに対してもこの時間の中では私は無力だ」と感じています。
では、私にできることは何か?と考えたときに「今・ここ」にしっかりと立ち、ここまでの過去も、ここからの未来も受け入れて存在することだと思っています。そうすることで無理に未来は明るいと思う必要もなく、漠然と未来に対して怖じ気づくこともなくなるのではないでしょうか。
写真:日本海の夕暮れです。
昨日、松山市内で新たな新型コロナウィルス感染が発表されましたが、現時点では、県立学校の分散登校は継続して実施する予定なのでお知らせします。
スクールライフアドバイザーの中野です。
『群盲象を評す。』
インドのお話です。目の見えない人が、何人かで象ってどんな動物?と思って一人一人が手で触って確かめました。
ある人は・・・ とても大きな柱のような動物
ある人は・・・ 長―い管のような動物
ある人は・・・ 岩のような大きな動物
ある人は・・・ 大きなうちわのような動物
全ての情報は間違っていないけれども正しい象ではありません。
今、皆さんの手先にある情報もきっとそんな感じになっていませんか?目の前にある情報に驚かず、惑わされず、自分だけで判断せず行動できたらいいですね。
写真:はすの花です。つぼみです。
花が開くときに「ポン」とい
う音がするとかしないとか。
スクールライフアドバイザーの中野です。
“1000の褒め言葉より一つの悪口”の方が心に残る。という言葉を聞きました。今は“1000の安心より一つの不安が心に残る”という感じになっています。
一方、人が感じる不安があるからこそ、私たち人類がこの地球上に生存し得たという説もあります。「不安」から人は何を学び、どう行動するかをしっかり考え、地に足をつけて新しい一歩を踏み出しましょう。
写真:学校から東を見て校庭の向こう側の山の稜線です。スマホはこれが限界か?
本日から、学年別分散登校を開始しました。
新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、1年生と3年生、各クラス20人ずつが、午前と午後に分かれて登校し、久しぶりの学校生活をお送りました。
スクールライフアドバイザーの中野です。
・少しでも早く日常を取り戻すことを、今目標としない。
・自分の考える日常と今からの日常を比べない。
・今まで慣れてきた生活が自分たちにとって過ごしやすいのはすでに経験しているからだと理解する。
今後、どのように世の中の状況が変わるか分からない新しい場面に、今皆さんは立ち合っています。自然の移ろいは変わらない日々ですが、私たちの生活は変わらざるを得ないと思います。この現実を受け入れる柔らかな心を持てるといいですね。
写真:山の中で見つけた一本の木です。
どうにかして根元まで写せるところを
探しました。少しでもどっしり感を感
じてもらえるでしょうか。