松商日記

第1回防災避難訓練

5月15日(金)、本校において地震発生に伴う火災を想定した令和8年度第1回防災避難訓練を実施しました。
まず教室内で机の下に隠れる行動をとった後、校内放送の指示に従い、全校生徒が一斉に体育館へ避難しました。
DSC_2888DSC_2890DSC_2896
訓練では、落ち着いて行動することや、周囲の状況を確認しながら安全に避難することの大切さを改めて確認しました。生徒たちは真剣な表情で取り組み、非常時に備える意識を高める貴重な機会となりました。
体育館では、二神校長から講評があり、「地震は予知することができない災害である。だからこそ、常日頃から自分や大切な人の命を守る行動を考えておくことが重要である」とのお話がありました。
さらに話の最後には、災害時に心掛けてほしい大切な三つの点として、
想定にとらわれるな
その状況下で最善を尽くせ
率先避難者であれ
というメッセージが伝えられました。
DSC01209DSC01213DSC_2901
生徒たちは真剣な表情で講評を聞き、訓練の一つ一つの行動の意味を改めて考える機会となりました。地震や火災などの災害は、いつ・どこで・どのような形で起こるか分かりません。だからこそ、日頃からの備えと訓練の積み重ねが重要です。本校では今後も、防災意識の向上と安全な学校づくりに努めてまいります。

記念石碑の紹介⑤ ~90周年記念石碑「士魂商才」~

本校の中庭には、創立90周年を記念して平成3年(1991年)に建立された記念石碑があります。
校舎に囲まれた中庭で、静かに存在感を放っている石碑には、本校の校訓「士魂商才」の四文字が力強く刻まれています。35年前の建立当初は文字の部分が白く塗られていましたが、年月とともに塗料がはがれて本来の石の色になっています。
90周年記念石碑「士魂商才」
「士魂商才(しこんしょうさい)」とは、
高い志と倫理観を備えた“士”の精神(士魂)と、社会で実践的に活躍するための“商”の才能(商才)を兼ね備えた人材を育てる
という、本校の教育理念を象徴する言葉です。
知識や技能を身に付けるだけでなく、誠実さや責任感、社会に貢献しようとする心を大切にする――
この校訓は、創立以来、多くの卒業生へと受け継がれ、現在の松商生の学びや部活動、学校生活の土台となっています。
登下校の合間や休み時間にこの石碑を目にすることで、
「自分はどんな社会人を目指すのか」「松商生としてどう生きるのか」
を考えるきっかけとなる生徒が増えてくれることを期待しています。
90年の歴史と伝統、そして未来への思いが込められたこの記念石碑は、
これからも本校の歩みを見守り続けてくれることでしょう。

全国産業教育フェア愛媛大会に向けた第1回生徒実行委員会を開催

5月8日(金)、本校会議室において、第37回全国産業教育フェア愛媛大会に向けた第1回生徒実行委員会が開催されました。
「全国産業教育フェア(通称:さんフェア)」は、専門高校等で学ぶ生徒たちの学習成果を全国に向けて総合的に発表するイベントで、都道府県教育委員会との連携・協力のもと、毎年開催されています。専門高校等で行われている特色ある教育活動への理解と関心を広く深めるとともに、新たな産業教育の在り方を探り、次代を担う人材育成につなげることを目的としています。
DSC01153DSC01157DSC01165
愛媛県では初めての開催となり、「さんフェアえひめ2027」と題して、令和9年10月16日・17日に本大会が予定されています。また、それに先立ち、令和8年10月3日にはプレ大会が開催される予定です。
この日は、本大会およびプレ大会に向けて、愛媛県内の専門学科を有する高校から代表生徒が集まり、第1回生徒実行委員会が行われました。はじめに大会の概要説明が行われ、産業教育フェアの目的や、生徒実行委員会の役割・運営について理解を深めました。
DSC01192近藤
その後、参加生徒による自己紹介が行われ、生徒実行委員会委員長を選出しました。委員長には松山商業高校の近藤橙和子さんが選出されました。続いて、開会式典部、閉会式典部、参加・交流イベント部、広報記録部の4部門に分かれ、それぞれ6名ずつのメンバーを決定し、今後の活動に向けて交流を深めました。
DSC01175DSC01188DSC01189
生徒たちは、県内初開催となる全国規模の大会を自分たちの手でつくり上げるという大きな使命を感じながら、真剣な表情で話し合いに臨んでいました。次回の生徒実行委員会は、7月29日に開催される予定です。

1学期中間考査スタート

本日5月12日(火)から15日(金)までの4日間の日程で、1学期中間考査が始まりました。
校内は朝早くから緊張感に包まれ、朝7時過ぎにはすでに教室に入り、静かに参考書やノートを広げて勉学に励む生徒の姿も見られました。
DSC01194DSC01200
特に1年生にとっては、高校入学後初めての定期考査となります。
初日の最初の試験科目は数学Ⅰ。これまでの授業や家庭学習の成果を発揮しようと、真剣な表情で問題に向き合う様子が印象的でした。
DSC01201DSC01206
定期考査は、学習内容の理解度を確認する大切な機会であると同時に、日頃の学習習慣を振り返る良い機会でもあります。
体調管理にも十分気をつけながら、最後まで全力で取り組んでほしいと思います。

記念石碑の紹介④ ~全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)第78回大会優勝記念~

本校校内には、1996(平成8)年の夏、全国高等学校野球選手権大会第78回大会で全国優勝を果たしたことを記念する石碑が建立されています。
この大会は、「奇跡のバックホーム」として今なお語り継がれる名場面を生み出した、松山商業高校野球部の歴史に残る伝説の大会です。
78回甲子園「全国制覇」
石碑の表面には優勝の栄光が刻まれ、裏面には当時グラウンドに立った選手たちをはじめ、チームを支えた関係者の名前が刻まれています。一文字一文字に、全国制覇までの努力や苦労、そして仲間との絆が込められています。
78回甲子園「全国制覇」裏
松山商業高校は、これまで春夏あわせて7回の全国優勝を成し遂げてきました。日本全国を見渡しても、大正・昭和・平成という3つの元号すべてで全国優勝を果たした学校は、松山商業高校ただ一校です。この輝かしい伝統は、本校の大きな誇りであり、今もなお後輩たちに受け継がれています。
この石碑は、先輩方の偉業を後世に伝えるとともに、「挑戦する心」「最後まであきらめない姿勢」の大切さを、私たちに静かに語りかけてくれます。
目標は全国制覇 目的は人間形成
また、本校の運動場東側には、「目標は全国制覇!目的は人間形成」という横断幕を掲げており、それを見ながら本校野球部は日々練習に励んでいます。

PTA総会

 5月1日(金)の午後、本校体育館においてPTA総会を開催しました。多くの保護者の皆様にご出席いただき、学校と家庭が連携して生徒の成長を支えていく大切さを改めて共有する機会となりました。
DSC01117DSC01119DSC01122
 はじめに、PTA会長および校長より挨拶があり、その後、令和7年度のPTA活動報告、PTA会計報告および監査報告が行われました。続いて、役員・理事の改選が行われました。
DSC01124DSC01125DSC01131
 学校側からは学校概況報告として、本校の重点努力目標やマニフェスト、スクールミッション・スクールポリシーについて説明しました。また、日々の教科指導や進路指導、生徒指導、部活動の取組などについても具体的に報告し、学校教育の現状と今後の方向性を共有しました。
DSC01138DSC01140
 後半には、PTA役員選考結果の発表および承認、これまで本校の教育活動を支えてくださった方々への感謝状・記念品の贈呈が行われました。さらに、令和8年度のPTA活動計画案およびPTA会計予算案について審議し、すべて承認され、総会は閉会となりました。
 今後も保護者の方々と学校が協力し合い、生徒一人一人が安心して充実した学校生活を送ることができるよう、PTA活動を含めた教育活動のさらなる充実に努めてまいります。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

グループ結団式

 5月7日(木)に、グループ結団式を行いました。松山商業高校では、これからの一年間、4つのグループ「赤帝」「青龍」「黄雲」「白鳳」に分かれて、その団結力を競い合います。本日は、各グループの結束を強めるため、グループ旗の授与や各グループごとの結団式を行いました。
 午後からは、今年の生徒会年間テーマである「商魂躍進」の文字が書かれたグループTシャツを着て、各グループで力を合わせて競技に取り組みました。種目は、「みんなでジャンプ」「学年別グループ対抗リレー」「綱引き」「グループ対抗リレー」です。グラウンドには元気な声援が響き渡り、生徒たちは互いに声を出し合いながら競技に挑みました。
 優勝は白鳳、準優勝は黄雲でした。9月に行われる運動会に向けて、これからも各グループで絆を深めていきたいと思います。
IMG_0267 IMG_0279
DSC_2797 DSC_2831
DSC_2804 DSC_2862
DSC_2875 DSC_2878

記念石碑の紹介③ ~甲子園の詩86(阿久悠)~

本校校内の正面玄関前には、石碑「甲子園の詩86(阿久悠)」が建立されています。
この石碑は、1986年(昭和61年)に開催された第68回全国高等学校野球選手権大会において、本校野球部が準優勝という輝かしい成績を収めたことを記念して建てられたものです。

68回甲子園「栄光の記録・甲子園の詩86」

石碑には、作詞家・作家として知られる阿久悠氏による「甲子園の詩」が刻まれています。
阿久氏は、夏の甲子園大会を題材に、球児たちの姿や試合に込められた想いを詩として表現しており、本作「甲子園の詩86」は、第68回大会での熱戦と、本校野球部の粘り強くひたむきな戦いぶりを称える内容となっています。

決勝戦で惜しくも優勝には届きませんでしたが、その堂々たる姿は全国の高校野球ファンに深い感動を与えました。
この石碑は、勝敗を超えて努力・挑戦・仲間を信じる心の尊さを今に伝えるものであり、本校の伝統と誇りを象徴する存在です。

生徒・卒業生・来校者の皆さまには、先輩方が刻んだ一瞬の輝きと、その精神を感じ取っていただければ幸いです。


「甲子園の詩86 阿久悠」

怪童もいなければ 天才もいない
大器もいなければ 逸材もいない
目を見はる幸運児も
特別のツキ男もいない
一人一人が一人一人の役を果しながら
巨大な歯車をまわす

圧倒するプレッシャーはなくても
気のぬけないプレッシャーは かけられる
あたりまえのことを
あたりまえにやって来るということは
きっと 恐いことなのだ
戦慄をさそう一発の快打より
誰もがミスしないことの方が
相手に与えるダメージは大きいと
彼らはそれを知っている
それを知り得たことが勲章で
裸の千本ノックも 今光る

新しいということは
時の流れにそって 動くことではなく
今 何かを見つけることで
たとえ それが
古びた定説であっても
信念を持って選べば新しい
古豪と言われる松山商業が
誰よりもみずみずしいのは
15から18までの少年が
努力でなし得る事を発見したからだ

怪童もいなければ 天才もいない
大器もいなければ 逸材もいない
 しかし
怪童を超え 天才を超え 大器を超え
逸材を超え 彼らは 強い

部活動紹介 vol.2【放送部】~学校生活を「声」と「映像」で支える~

今回は、学校生活を「声」と「映像」で支える放送部を紹介します。
放送部は、1年生3名、2年生5名、3年生9名の計17名で活動しています。日頃は、朝のSHRや昼休みの校内放送を担当し、生徒や教職員に向けて正確で聞きやすい情報発信を心がけています。また、各種学校行事では放送準備や進行を担い、行事が円滑に進むよう陰から支える重要な役割を果たしています。
DSC01069DSC01079DSC01072
運動会では、司会進行を務めるとともに、競技の様子を動画撮影し、撮影した映像は編集後に文化祭「商神祭」において上映し、多くの来場者に運動会の感動を伝えています。企画から撮影、編集、上映までを部員が協力して行うことで、表現力や技術力だけでなく、チームワークも大きく育まれています。
さらに、野球の大会では坊ちゃんスタジアムにおいて、試合のアナウンスや来場者対応を担当しています。校外の大きな舞台での実践的な活動は、部員にとって貴重な経験となり、放送に対する意識や責任感を一層高めています。
放送部は、NHK杯全国高校放送コンテストや全国高等学校総合文化祭愛媛県大会にも出場しており、朗読部門やアナウンス部門に挑戦しています。大会に向けた日々の練習を通して、聞き手に伝わる表現力や発声技術の向上に努めています。
DSC01083DSC01088
部活動の目標について、竹本部長は「アナウンス力の向上など個々のスキルアップを図るとともに、部員全員で協力しながら学校行事に携わっていきたい」と語っています。
4月29日(祝)には、本校グラウンドで行われた野球部の練習試合において、本番に向けたアナウンス練習を実施しました。事前のアナウンス打合せや実践的な練習を通して、より分かりやすく、聞き取りやすい放送を目指して真剣に取り組む様子が見られました。
これからも放送部は、日々の校内放送や学校行事、各種大会への挑戦を通して、松商の魅力を多くの人に届けていきます。今後の放送部の活躍にもぜひご注目ください。
DSC01090DSC01091

記念石碑の紹介② ~百年の誇りを未来へつなぐ~

正門を入って右手、正面玄関前にどっしりと佇む記念石碑。
この石碑は、松山商業高校創立100周年を記念して、平成13年(2001年)に建立されたものです。
正門付近の100周年記念石碑「永遠に輝け」裏(石碑の裏側に刻まれた文字)
刻まれている言葉は、「永遠に輝け」です。
正門付近の100周年記念石碑「永遠に輝け」
これは100周年記念のスローガン「商神の旗をなびかせ1世紀 松商よ永遠に輝け」の一部であり、百年にわたる伝統と実績を礎に、さらに躍進していこうという当時の強い決意が込められています。石に深く刻まれた「永遠に輝け」の文字からは、未来の松商生への熱いメッセージが今も伝わってきます。
平成13年には、この石碑の建立をはじめとして、3日間にわたる100周年記念式典・関連イベントが盛大に行われました。また、熊本工業高等学校野球部を招待しての記念試合も実施され、多くの関係者や卒業生の心に残る節目の年となりました。
今でも球史に刻まれている記憶が、100周年を迎える5年前、平成8年夏の甲子園決勝です。本校と熊本工業高校との熱戦は、10回裏1アウト満塁からの“奇跡のバックホーム”として、今も語り継がれています。あの名勝負を思い出す方も多いのではないでしょうか。
この記念石碑は、松商が歩んできた一世紀の歴史と誇り、そして次の時代へ挑み続ける決意を静かに見守る存在です。登下校の際や来校された折には、ぜひ足を止め、松商の歴史に思いを馳せてみてください。